V7 Stone~って、どんなバイク

納車後4ヶ月となりました
2015年登録のMoto Guzzi V7 Stoneで、走行2,500km程度の極上車(?)を購入
購入後8,000km走行し、オドメーターは10,000km超えました

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インプレを少々…

●カスタム箇所
購入時点で、純正パーツでカスタム済み
 前後ショートフェンダー
 サイドカバー
 ナンバーステー
 後ウインカー移設
 パッセンジャーハンドグリップ
このカスタム内容が自分好みであったので、この車体を選んだ理由でもあるのです

その後、
 フレームスライダー
を装着

●乗車姿勢
シート高805mmで、身長170cmのオヤジですが、両足踵つきます
ということで、短足でない証と思っています
ちなみに、ウエストはメタボの指導対象となっている体形です
走行時のポジションは、至って自然、日帰りツーで500~600km走行することありますが、不満ナシ
シートもお尻痛くならず、不満なし

ニーグリップしても、張り出たエンジンにオヤジの美脚(?)があたることは無いです
熱も気になりません
熱が気になるのは、足首あたりです
”オイ、あっぢ~ぞっ”というほどでもなく、こんなもんでしょうかネ

V7 Racer風にセパハン・バックステップも好評なようですが、用途からしてこのままで行きます

●ハンドル周り
ハンドル幅は多少広めですが、ポジション的に好みなので、交換を考えたことナシ

クラッチレバーは幅調整できず、遠めです
手が小さいとキツイかもしれません
クラッチの固さは、柔らかくはないけど許容範囲
乾式単板なので、半クラは多用せず、スパッと繋ぐようにしています
暖まる前はニュルとシフトが入るのが気になりますが、暖まると普通にカチッと入るようになります

ブレーキはブレンボ
キチンと操作するとチャンと効き、今のところ安心してます
この”キチンと操作”という操作が、安全なブレーキングと、ブレンボ初体験にして知ることができた気がします
軽い握りでチョチョイと減速操作する(これCB400SSの例)のではなく、握り込む力に応じて制動力が伝わっていく感じで、慣れると安心感があります
ちなみにスポスタはフロントブレーキがプアで、リアに重きを置いて操作する乗り物でした

ペダル位置も問題なし

●エンジン
低回転で最大トルクを発生するセッティングだからか、1速はチョイと暴れん坊です
スペックに似合わず、仮にコーナリング中に1速でルーズに開けると、飛ばされそうになりますので注意です
リッピングも1速へのシフトダウン時には、回転数に気を使います
2速以降は、扱いやすくトルクを活かして走るととても楽しいです
仮に操作がルーズになったとしても、粘ってくれるし楽チンです
一般道の常識的な速度域までなら、加速の問題はなく、十分に元気で力強さも感じられます
高速道路でも、1200ccのスポスタと比較すると、750ccながらV7の方が速いと感じます(スポスタの印象が薄れつつありますが…)
但し、直進安定性ならスポスタに軍配でしょうね

V7-Ⅱから6速になりましたが、直前モデルなのでコレ5速です
従って、ABSもトラコンもないモデルで、それらの電子制御のあるバイクを所有したことないです
5000回転ぐらいから振動がスーッと消え、乗り味が明らかに変わります
5000回転以下で鼓動を楽しみ、5000回転にするとプロペラ機で高速移動しているような気分に浸れます
このフィーリングの変化にハマります

排気音は独特です
好みになりますが、この排気音と鼓動、ダイレクト感が、急がせず流しているだけで存分に楽しませてくれるのです

空冷なので、この猛暑には心配してますが、今のところトラブルはナシ

●サスペンション
リアは調整機能ありです
当初はネット上のインプレにもあるように固すぎと感じていました
しかし、BT-45にタイヤ交換後は気にならなくなりました
タンデムでも、今のところ問題ナシ
鈍感な部類に属するオヤジなので、参考にならないかもデスが…

●燃費
もっぱらツーリング用途ですが、20~22km/Lぐらいです
(ちなみに、スポスタCB400SSも同様な燃費です)
容量21Lありますので、給油なしで400km以上走れることになります
これは魅力ですネ

●維持費
以前のスポスタも、CB400SSも、このV7も同じショップでお世話になってます
(ってか、SR400も、リモコンJOGも、リターン後は全部ココ)
ディーラーではないですが、ディーラーとの取引はあるようで、各種データも入手可能とのことから、今のところ心配はなく、かつ工賃も国産並みで請け負ってくれ、助かってます
なので、ディーラー価格は知りません

また、故障は今のところ下記するマフラーバンド以外なし
(走行性能・機能とは無関係なので、故障とは言わないか…)

●欠点
パーツがなかなか届かない
噂には聞いていましたが、そのとおり

タイヤ交換時に、マフラーバンド破損発覚
通常のパーツなら2週間程度らしいが、注文後、一ヶ月半経つも音沙汰ナシ
忘れた頃に届くサプライズが好きなようです
気長に待ちましょう~かね

●総評
自分のペースで、バイクと対話して走っている感が強いです
どんだけ楽しいかって?
納車後4ヶ月で8,000キロ走っても、まだまだ毎週末が楽しみでしょうがないですよ~ってな感じです

操作性に関しては、競ったり、窮めたりしているわけではないので、ツーのその所々で、トルクを活かして鼓動を感じながら、クネクネしていくのが楽しいのであって、オヤジ的には十分な性能と、バイク本来(と言っていいのかな?)の操作を満喫できてます

乗換え前はスポスタでした(ちなみに4年間で5万キロ、その間CB400SSでも1万キロ弱走行)
バイクの選択において、鼓動感は重要視してます
ハーレーの3拍子もどきの鼓動感・排気音は直線的なイメージで、他者に対する(見せる)力強さを楽しむとするならば、V7の鼓動感は、曲線的な変化があり自分自身に向けた楽しさが強いように思います
その意味で、より自分の世界に浸りたいタイプのオヤジなのかもしれませんナ

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ある店頭に並んでたこのバイクを、1シーズン見つめ続け、思いを断ち切れず、購入しましたから、運命の出会いと思っている、思い込みの激しいインプレではありますゾ(笑)